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アイディア交流BLOG

中学校技術科のアイディア交流のためのBLOGです。どんどん投稿しましょう。
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2012年07月15日
【言語活動考6】授業の様子
【言語活動考Α
ボケの剪定をしてみた。剪定の知識もなく,見た目だけなんとなく形を整えてみた。なんとなく虎刈りに(笑)

柿の木も剪定してみた。これまた知識がない(^_^;)とりあえず道路にはみ出さないように,通り道ができるようにと剪定。もしかして,下の方だけ切ると,実が高い方に育つ特性があるのかな? 我が家の柿のうまさを昨年はじめて知ったのだが,今年も食べたいと思い,途中で切るのをやめた。

ここからが本論。知識がないと,ちと不安になる。きっと生徒もそうだろう。
そうなると言語活動するときに知識は,必要条件?十分条件?
知識があるから言語活動ができる?それともなくてもできる?
知識があるにこしたことはない。知識や経験が乏しい生徒に言語活動をさせるためには,どうしたらよいのだろうか?
知識を10/10教えるのではなく,6/10くらいのヒント程度で良いのではないかと思った。賢い生徒に10/10教えてしまったら,思考する部分を奪ってしまいそうである。かといって3/10くらいの知識では,下位の生徒がついてこれない。だから,その間くらいで,考える余地を残してあげる。考える余地をどれだけ残すとか,残し方(ヒントの出し方)が,教師の感覚。もしかしたら,力量に関係するかも。

柿を食べたいがために,どう剪定すればよいのか?といったことを考えるのも言語活動かと。こんなお題なら知識は,少なくても思考は進みそう。けれど今回の私のように不安になる。
ボケの実が,焼酎につけてボケ酒になるということは知っていたが,やったことがない。実際やってみてみたい。知識があっても活かされなければ意味がなく,思考は停止する。

知識,技能,創意,関心の4つのバランスが言語活動を促進すると思った。
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 00:35:18 on 2012/07/15
[閲覧(971)][コメント(0)]

2012年05月15日
【言語活動考5】授業の様子
【言語活動考5】

「今日はマイガーデンで,ティータイムを取りながらガーデニング中!そして沈丁花の香り包まれながら春の感動を味わいました!そしてストレッチをしてリフレッシュ!」

というと聞こえはよい!

「今日は自分ちの庭でお茶飲みしながら(妻の命令により)草取り中。そして花粉症に悩まされながら目をこすり,鼻をかみ,自分が年をとったと感じ,固まった足腰を,「あっいてぇ」と言いながら腰痛体操!」

全く同じことをやっているのに,聞き手の印象が全く違う。話し手である発信の意識でこれだけ印象が違うのかと思うと,言葉の印象というのは全く変わってくる。
前者は身なりや振る舞いがステキナカンジ!イメージとしてもおしゃれ!後者には若々しさはなくマイナスイメージ!

要は情報発信の方向性とかコンセプトとかで表現って変わってくるのかと。

では本来の私はどちらか(笑)
皆様の洞察力にお任せしようかと思う。

とすると,言語活動には聞き手にも力が必要とされますね(笑)
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 15:03:10 on 2012/05/15
[閲覧(1004)][コメント(0)]
【言語活動考4】授業の様子
【言語活動考4】

マンゴードリンクケーキ
ドリンクとケーキが味わえるスイーツと宣伝していたので,興味がわき購入する。ラジオ+カセットテープレコーダ=ラジカセと同じ,足し算のアイデア商品!ドリンク+ケーキ=ドリンクケーキ!それを実現するために,二層構造になっていて,容器が縦長のカップになっている,ドリンク部分とケーキ部分が混ざらない濃度であること等の企業努力があるだろう。きっと他にもたくさんあるかと思う。
アイデアを実現するためにさらに必要な条件をクリアしなければ,アイデア商品はうまれない。生産ラインにのるまで,生産ラインにのってからと,様々な難題をクリアして初めて店頭に並ぶわけだ。それで,売れなくてあっという間に消えていく商品もある。回転の速さについていけないくらい。
最近のスイーツは手作りが多いとのこと。なぜなら設備投資するより,人海戦術のほうが効率よく,おいしくみえ,売れるとのこと。
逆に息の長い商品もある。売れる売れないというボーダーで生き残れる商品には,それなりの魅力があるに違いない!それはまさに開発者の思いや願いで,ものの向こう側にいる人の信念が感じられる。
ものの向こう側にある技術を読み解く力も,技術科の言語活動かと思う。
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 15:00:23 on 2012/05/15
[閲覧(966)][コメント(0)]

2012年03月26日
言語活動考授業の様子
【言語活動考】
「関わる」ということが,言語活動を始める一歩であると考える。
「どうしてそうしたの?」「これはどうするの?」といった質問で関わる。そうすれば生徒は,自分なりに理由を考え答えてくれる。その回答をすることによって,思考が整理され,自分のアイディアを表現する一歩に繋がると考える。
こんな質問をしても,帰ってこない生徒には,「これいいねぇ!」「ここかっこいねぇ!」といった称賛で関わる。そんな関わりは,生徒に「先生はどうしてそう思うのかなぁ?」って言う疑問を持たせる。そんな疑問をきっかけにして,思考が始まる。思考が始まらないことには,言語活動は成立しない。思考のトリガーを引いてやらねば動き出さない。
さらに,こんな場合の関わりがある。
教師がアイディア発見をしながら関わる。「この作品の○○なところがいいねぇ!」「ここはこんな意味があるんでしょ!」といった具合に,教師がアイディア発見を楽しみながら関わる。要は肯定する関わりである。こうした関わりをしていくと,本当にアイディアをもって製作に取り組んでいる生徒は,「先生,少し違います。ここはこうです。」「そんな使い方はしません。」「こんな風に使った方が,効率的です!」といった,教師を凌駕するような反応が返ってくる。アイディアをあまり意識していない生徒は,「・・・・そうかなぁ?」「・・・・・そうかもしれません。」「・・・・・そんな使い方もできますね!」といったように,「・・・・」反応の鈍さが感じられる。

質問と称賛と肯定の3つのバランスで,生徒と関われれば,下位から上位まで網羅した「関わり」ができると考える。

関わりのスタンスを示してみました。みなさまのご意見よろしくお願いいたします。
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 14:25:40 on 2012/03/26
[閲覧(1009)][コメント(0)]

2012年03月22日
言語活動考授業の様子
【言語活動考◆
あるA先生とこんな会話をした。
私「報告書を書いてもらいましょう。」
A「書けませんよ。」
私「・・・・・(教師なのに書けないんだ)」
 「(んっ,待てよ!私も書けるかなぁ?勉強しなきゃ!!)」
・・・・しばらくして
私「書けないんだったら,勉強すればいいんじゃないんですか!!」
A「・・・・・・・」

こんな会話を最近した。
技術科の言語活動の一つとして,作品の報告書がある。
作品を報告書にまとめることで,生徒の力だけでなく教師の力にもなると考える。なぜなら教師が経験と知識を持っていないと,指導することは出来ない。
言語活動の充実ということを考えた人は,実に素晴らしい。
その意図の中に「指導力の向上」ということがあったかはわからない
が,視点の捉え方によっては指導力の向上につながるであろう。
しかし,一歩間違えば,子供達に自発的な発言が言語活動に繋がるという考え方をもってしまってはすごく危険である。教師が指導力を向上し,生徒からアイディアを引き出す感覚が必要であろう。

話はそれるが,ある親から,「うちの子の良さを引き出して欲しい。」とのこと。うまく表現できないでいる生徒である。
これって本来,教師の役目ではないかと。

そんなことを実現するためには「関わる」というキ-ワ-ドが浮かびます。
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 14:58:30 on 2012/03/22
[閲覧(969)][コメント(1)]
言語活動考授業の様子
龍ケ崎市立愛宕中学校@技術担当です。

最近授業をして思ったこと。

工夫には理由がある。
どうしてそうしたのかという因果関係が成立している。
そこの間を言語(図と説明)で埋めることが,技術科としての言語活動の本質だと考える。
だから私は,「どうしてそうなるの?」と,生徒の取り組みを否定しないことを心がけている。
目的意識のある工夫をした生徒は,創り上げたものに意志があり,満面の笑みで説明をする。何気なく付けた生徒は,説明が中途半端。そこで,こちらから「こういう目的があるんじゃないの?」と,つついてあげると,「そうです!」と,はっとひらめいたかの笑顔を引き出すことが出来る。そして,「それを言葉や図で表してごらん?」と働きかけると,出来ること出来ない子に分かれる。出来ない子への指導をの手立てとして,アイデア表現のポイントを明確に指導して億必要がある。それ以外は,目的意識が無く,ただ作るだけ。でも,ポイントを与え続けるだけで,アイディアへの視点が開かれる。
そうすると,上から下まで,アイディアに関心をもつことが出来るのではないか!!そんな思い&願いをもってみた。
こんな視点を継続していくことが,知的財産の視点に立った一つの実践例になるのであろう。こんなことを,ひらめいてしまった!!
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 14:01:57 on 2012/03/22
[閲覧(987)][コメント(0)]

2012年03月16日
結果発表!!授業の様子
松陽中Iです。

アンケートの集計がまとまりました!
第1位(12票獲得)
「コードまきとるくん」
暖房器具がなくてはならないこの季節。暖房器具をしまっておく際のコードをコンパクトにまとめておく商品です。コンセントがはまるようになっています。

第2位(8票獲得)
「きれいにはりませんか」
大事なポスターに傷をつけたくない乙女心が生んだ商品。
画鋲の上にマグネットで貼り付けます。

第3位(6票獲得)
「なんでもくん」 はさみやドライバーなども付けておけます。
「刃物立てる君」包丁を起きたいときに置く場所がない・・・そんなときのに活躍します。
「きのこマグネット」まとまらない輪ゴムをかわいく収納



今回の実践の収穫は、作品を媒体として、保護者(家庭)ともアイデアの交流ができたことです。生徒同士はもちろんですが、使い手となる保護者のご意見、評価をいただくことで、生徒の”もの”への考え方も深まると思います。
さらに、保護者のコメントを「口コミ」「レビュー」と大きく解釈すれば、消費者教育にも発展可能な気がします。擬似的なネット販売システムなどが簡単に作れればおもしろいかもしれませんね
Posted by 松陽中 at 13:09:04 on 2012/03/16
[閲覧(1336)][コメント(1)]

2012年03月15日
アイデアを形に授業の様子
福島県松陽中学校 Iです。
昨年度は自分たちで売れそうな商品を開発してみようと授業を実践しましたが、今年度は一歩進めて、保護者を対象に生徒が考えた商品の模擬オークションを行いました。

生徒たちは3〜4名のグループ(会社)をつくり、商品を考えます。使える材料は、20×20×400の棒材と磁石一人2〜3個で家族をターゲットに商品を考えます。
アイデアを練りながら、商品をつくるところまでは昨年どおり、今年はさらに、商品と商品説明カードをラッピングして販売準備(実際は販売しませんが・・・)

各個人ごとに商品説明カードを作成した中で、もっとも商品をよく説明したものを会社のチラシとして保護者に配付しました。
そのチラシがこちら



集計結果は後日お知らせいたします。
皆さんは何番がいいと思いますか?
Posted by 松陽中 at 14:45:39 on 2012/03/15
[閲覧(1045)][コメント(1)]

2011年06月21日
「知恵」と「知識」から「アイディア発見シート」と「アイディアひらめきシート」へ授業の様子
龍ケ崎市立愛宕中@技術担当です。

本日の授業でこんな話をしました。
「知識をいくら蓄えても,知恵を出さなければ意味がない!」
490点越えの生徒がピクっと反応していたように思いました(笑)

知識は頭に入れるもの。
知恵は頭から出すもの。

この程度の説明で,ピンときたようです。

さらに
アイディア発見シートは,頭に入れるもの。(知識)
アイディアひらめきシートは,頭から出すもの。(知恵)

こんな簡単な説明で,「アイディア発見シート」と「アイディアひらめきシート」を取り組み始めました。

先生「技術科といえど,毎週宿題を出します。」
生徒「え〜(^^;)」
先生「友達のものをよりわかりやすく書き直しても良いよ!」
生徒「(それならできそうかな)」
先生「愛宕中合いディひらめきシートがでましたよ!先生は本当にうれしいです。何でもそうだけれど,第一号というのは,すごいことです!」
生徒「たしかにね」

生徒にアイディアひらめきシートを見せる。

生徒「・・・・・・」
先生「書いてくれたことがすごくうれしいです。でも,もう少しわかりやすくなってくると良いね!」
生徒「(そう思う)」
先生「みんなが書き始めたら,わかりやすく説明する表し方を教えるよ!」
「お帰りの際には,アイディア発見シート&アイディアひらめきシート」をお持ち帰りください!10分も集中したらできる宿題ですよ!」
ということで,さりげなく入り口におきました。

ということで,

来週の反応が楽しみです。
また,次のクラスで,このブログを紹介するのが楽しみですね

みなさんもこんな感じの軽いのりで,アイディア発見シート&ひらめきシートを取り組んでみませんか!!
ものづくりと併用していくと,生徒の発想が加速しますよ!
Posted by 龍ケ崎愛宕中 at 23:07:09 on 2011/06/21
[閲覧(2552)][コメント(37)]

2011年01月29日
のこぎりびき授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
今回ものこぎりびきです。
「のこぎりびきが終わったら,板を全部立てて先生に声をかけてください。」と話しました。「すごい,こんなに立った。」と生徒に声をかけ,「先生にほめられたことをラーニング・ジャーナルにきちんと記録しておいてね。」と話します。そのあと,写真をとります。


多くの生徒が板を立てる中,すごい板を立てる生徒が出てきました。


そして,今週は,「のこぎりびきの実技テスト」も行いました。8人が1組で,1回だけ板を線にそって切ります。切り終わったら板を立てます。のこぎりびきの姿勢・ひき方と切断面の様子・角度・線からのずれ・曲がりなどを見るので,板が立てばいいというわけではありませんが,板が立つことはすごいことです。
下の写真はその様子で,右側の写真では,7枚のうち5枚の板が立っています。
Posted by 手代木中 at 15:25:10 on 2011/01/29
[閲覧(1561)][コメント(1)]

2010年12月10日
ミニ用紙大活躍(第1学年・材料と加工・設計)授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
 10月から,1年生「材料と加工」の学習が始まりました。今年も「1枚板(1200×210×12mm)での自由製作です。学習の始まりに「宿題」を出しておきます。それは,作品に収める(入れる)ものの大きさや置く場所の広さ(制限がある場合)を測ったり,ホームセンターや100円ショップなどで利用できるものの見当をつけておくことです。部活や塾、家の用事などでなかなか出かけられないこともあるので、土日を2回はさむくらいの余裕を見ておきます。
 さて、今回紹介する授業は,(昨年度と同じになりますが)構想を考える授業です。
―病蠅砲靴討いた「ミニ用紙」(B7版,ラーニングジャーナルの中央の点線の枠の大きさと同じ)を準備させる。これには、最初の作品の構想図がフリーハンドで書かれています。
▲蕁璽縫鵐哀献磧璽淵襪僚颪方を説明する。(昨年はもっと前に書き始めました。今年はちょっと遅れました。)
私の作品や昨年度の作品やアイデア(工夫点)を紹介する。(昨年度の作品は,許可を得て全員分隣の教室(もとの金工室)に保管してあります。)・・・ここで,生徒はアイデアに感心するので,アイデア発見シートを記入しているからだよと褒めました。




ぁ屮潺僕兒罅廚法だ菁擇離▲ぅ妊△鮨泙噺斥佞妊瓮發靴泙后自分の作品に使いたいと思うアイデアを中心に書かせました。
ゥ▲ぅ妊△鬚發箸法た靴靴ぁ屮潺僕兒罅廚法∈F考えた作品の構想図を書きます。ほぼ全員が構想を変更しました。



Ε蕁璽縫鵐哀献磧璽淵襪涼羆に,今日の授業で書いたアイデアのメモと構想図をカレンダー貼りにし,今日の記録をラーニングジャーナルに書いて終わりにしました。次の時間に,idea共有サイトでほかの学校の作品を参考にして,大きさなどを考えていきます。
今回の授業は、昨年と比べると,「ミニ用紙」が大活躍した授業になりました。「ミニ用紙を何枚でも使っていいよ。」と話し、参考になるアイデアをたくさん見つけられるようにしました。ラーニングジャーナルには,最初のスケッチ,参考にしたアイデアのメモ,アイデアを取り入れて変更したスケッチの順に,ミニ用紙が貼られました。
 注意点として,スケッチを変更するときには「たくさんのアイデアを使おうとするとまとまらないから,アイデアを選んで使うことが大切だよ。」と話しました。先輩の作品が棚にずらりと並んでいると,1年生は「すごいアイデアがいっぱいある。」などと言いながら,参考になるアイデアをメモしていました。



昨年度のラーニングジャーナルです。どちらも左側に「毎日の記録」がかかれています。特に左側のラーニングジャーナルは,工夫点をそれぞれ丁寧なスケッチ(図)でミニ用紙のまわりに書いています。ほとんどの工夫点がことばで書かれているのですが,この生徒はスケッチでひとつひとつの工夫をわかりやすく表しています。
Posted by 手代木中 at 12:07:13 on 2010/12/10
[閲覧(1016)][コメント(0)]

2010年09月02日
夏休みの宿題「身近な製品からアイディア発見」授業の様子
谷田部東中学校1年生の夏休みの宿題は今年も「身近な製品からアイディア発見です。今年で4年目になりますが、年々生徒の作品に変化がみられ、今年は身近なものから実に様々な発見をしてくれました。ここに紹介させてください。

 
たかがはさみと思うかもしれませんが、その持ち手は親指と中指&薬指でもつように最適化されていることを知っていましたか。こうして図といっしょに説明されると説得力が違います。

 
この2つはどうでしょうか。プルタブの工夫私は恥ずかしながら初めて知りました。缶のプルタブを上げたときに簡単にあけていますけどブリキを切断しているわけで、その実現のために左右非対称の形状にして、片側から応力を集中して切断していくなんて本当にびっくりです。
燃料計の赤い矢印の意味も初めて教えてもらいました。これを知っているだけで、だいぶ違ってきますね。今回多くの生徒のアイディア発見を見ていく中で、家族との会話の様子がおもいうかぶものがたくさんありました。夏休みだからこそ、こうした課題おもしろいですね。

 
暑い夏、みなさんも毎日のようにペットボトルを使われていると思いますが、そんな身近なもののキャップにこれだけの工夫がこめられていることを考えた生徒もいました。形状を細かく観察しながらなぜその形状をしているのかを考えています。こうして身近な製品の技術を考えることが、これからの技術を考える力になってほしいという思いが、このアイディア発見シートを導入した意図であったりします。

 
そして、図の表現力を実感させられたのがこの2枚のシートです。当たり前のように使っている名札の安全ピン端の方が丸い形状になっているのを何気なく使っていましたが、これは耐久性や反発力を維持するためにも必要な構造だったことに気づかされました。
チャックを表現したもう一枚のシート、これまでも数多くの生徒がチャックを書いてきましたが、こうして上部と下部の構造をわけて説明した解説ははじめてです。同じ説明でもわかりやすい表現力のある説明は違います。

アイディア発見シートおもしろいです。ぜひみなさんの学校でもどうですか。アイディア発見シートはこちらから入手できます。

アイディア発見シートはこちらから!
Posted by 谷田部東中 at 00:35:21 on 2010/09/02
[閲覧(7554)][コメント(24)]

2010年07月22日
部品加工2010の進化 授業の様子
朝日中技術担当です。

部品加工の進化です。2年ぶりの進化が見られたので,投稿させて下さい。

2008年のときに,大きな進化が見られましたが,その後,2009年に,2008年のアイディアを紹介したのですが,それを超えるアイディアが生まれませんでした。
2008年のアイディアはこちら→部品加工2008

2010年の生徒は,2008年のアイディアをもとに,素晴らしい発想で,これまでの課題を解決してくれました。まさにアイディアの足し算引き算×水平思考です。

それがこのやり方です。



2008に見られた問題点を,一気に解決しています。
みなさんわかりますか?

教師「このやり方は良いと思う人は手を挙げて下さい。」
生徒「・・・・・・・・・」(誰も手を挙げません)

でも,このやり方をやっていた生徒の目の前の生徒が,手を高々と自信たっぷりに挙げていました。

やった者にしかわからない勘所があるようです。

夏休みの宿題で,アイディアひらめきシートを出しました。この生徒がどう表現してくるかが楽しみです。

何かをもとにして,何かを作り出す思考をさせるというのは実に楽しいものです。
Posted by 朝日中 at 18:37:05 on 2010/07/23
[閲覧(1151)][コメント(0)]

2010年06月20日
木製サイコロづくりにラーニングジャーナル活用授業の様子
2年生のニス塗りの授業でのラーニングジャーナルの活用で,技能の向上が実感できたのをきっかけに,様々な授業にラーニングジャーナルを応用しようと考えはじめました。

特に,これまで同じものを作らせている中には気づきはないのだから教え込まなければいけないと考えていたような内容であっても,決してそんなことはなく,教師の指導の上に生徒達がやってみての気づきを加えて,彼らなりの言葉でラーニングジャーナルをまとめることに価値があることがわかりました。今回の木製サイコロづくりでは,中央にサイコロの図をあらかじめ印刷したラーニングジャーナルを用意しました。

作品だけ見ていては見た目同じように見える作品でも,ラーニングジャーナルを書かせてみると,一人一人の学びの様子は全く同じではなく,教師の一言がきっかけとなって彼らなりに経験を通して実感していることがわかります。

 

今回ラーニングジャーナルを応用したのは1年生の木製サイコロづくりの授業(4時間)です。製図の授業を終えて,ものづくりの最初の授業といえるこの4時間の授業では,のこぎりびきのコツと,やすりがけの基本,木材の性質(こぐちなど繊維方向について)を指導者としては教えているつもりです。

この授業そのものは,もう14年目の実践になります。毎年改善してきた授業ではありますが,今年ラーニングジャーナルを入れたことで,生徒達のサイコロの加工精度や仕上げの丁寧さが一段と高くなってしまいました。作業時間は例年に比べて授業の最後にラーニングジャーナルを書かせている分,7分×4時間=28分程度短くなっているはずなのに全員のレベルが高い!

 

なぜかを考えるのですが,彼らなりにふりかえれることや目標をもたせることができたことが第一,次に他のクラスの生徒のラーニングジャーナルを見せることで,ふりかえりの動機付けができたこと,さらに根本には,自分が教えたことができているかを評価していた指導者(筆者)が,先生が気づかなかったことを書いてほしい,失敗したことを必ず書いてなぜ失敗したのか考えてほしいなど毎時間繰り返し声をかけていたことがあると思います。

生徒にはそれぞれのわかり方があって,必ずしもそれは1つではない,同じことでも別の側面から考えれば指導者が思いもよらない気づきや発想に出会うことができます。生徒の学びに毎時間のように新たな発見があるのは実に楽しいものです。

   

私自身が,これまで指導者側からの評価観しかもちあわせていなかったことがよくわかり,生徒一人一人がどのように考え理解したのかが把握できるラーニングジャーナルのすばらしさをまたしても実感することができました。上のラーニングジャーナルをクリックすると拡大してみられます。

他校での取り組みはどうでしょうか。交流できたらさらに面白くできると思います。

★ラーニングジャーナルの用紙はここを押せば入手できます★
Posted by 谷田部東中 at 23:02:23 on 2010/07/30
[閲覧(2866)][コメント(15)]

2010年05月20日
ラーニングジャーナルで高まる技能と達成感授業の様子
谷田部東中では,本日ようやくニス塗りが完了して1年生から作り続けてきた作品が完成しました。1年生の3月に組み立てを終えて素地磨きまで取り組ませ,とりあえずの完成として製作のまとめもさせているのですが,2年生になってのニス塗りを4時間かけて取り組ませることで,作品への思い入れやこだわりがさらに深くなります。時間がなくて飛ばされがちな仕上げですが,仕上げにこだわる時間を確保できると,生徒達の達成感が違ってきます。

 
今年の特徴は,ニス塗りのレベルが昨年以上にレベルアップしていることです。光沢が出ていない作品はほとんどありません。たまに液だれをみつけることもありますが,彼らなりに修正した跡がわかります。昨年から導入しているラーニングジャーナルを毎時間書かせることで,ニス塗りの技能面の向上がみられました。

   
クリックしていただければ,上の4つのラーニングジャーナルを細かく読んでいただくことができます。概して言えば,ラーニングジャーナルを書くことで,ハケの扱いを自分なりに体得していく様子が彼らなりの言葉で書かれています。これまで,作品をどのように工夫したのかを読み取るためにラーニングジャーナルを活用してきたことが多かったように思いますが,技能面の向上にもこうして言語活動を通してふりかえりをさせながら複数回取り組むことが有効であることがわかります。ここに紹介した4人ラーニングジャーナルですが,作品だけを見て工夫の観点をつけたら極々一般的な作品になってしまいます。しかし、ラーニングジャーナルがあることでその仕上がりが彼らなりの試行錯誤の成果であることがわかります。

今日行った最後のニス塗りの授業では,先に完成した他のクラスのラーニングジャーナルを何枚もファイルを広げて並べておいて,他の生徒達のまとめる意欲を喚起させました。びっちり埋めればAだよというのも効いていたかもしれません。

6月の1年生の授業ではのこびきに,10月頃の授業ではかんながけにも応用してみたいと考えています。こうしてラーニングジャーナルを書かせると失敗がただの失敗ではなく,次に生かすための大事なステップになっていることがわかります。今回のニス塗りでは,授業の最後に「今日液だれした人!」といって手を挙げさせたりしている自分に気づきました。液だれしたことを認識して,なぜそうなったのか,どうしたらそうならないのか考えるしっとりとした時間が,今回のニス塗りの授業では流れていました。技術科教師をもう17年もしていますが,また新しい世界に踏み出せたように思います。ラーニングジャーナルのもつ素晴らしさを,ぜひもっと多くの技術科の先生方に知っていただきたいです。

★ラーニングジャーナルの用紙はここを押せば入手できます★
Posted by 谷田部東中 at 00:54:41 on 2010/06/09
[閲覧(1870)][コメント(13)]

2010年04月23日
新年度が始まりましたね!!授業の様子
朝日中@技術担当です。

 木材でのものづくりが始まりました。
 これまでの朝日中の先輩の作品,画像約300人分の作品×3,4枚=1000枚,中学3年生の実物約100個,アイディア共有サイトの多数の作品,ギカネットの作品,全日中の作品を参考に作品作りの構想を立てます。

 生徒は,フラッシュ暗算のように作品を検索し,「あっ!これいい!」という作品をセレクトし,その作品のアイディアを「図と言葉」で表現します。これが技術科の言語活動のひとつかと考えます。
 そして,生徒への指示として,事前に出しておいた宿題とアイディアの足し算,引き算をさせます。事前の宿題というのは,「家庭の中で,どんな木製品があると便利か考えてこよう!」です。条件を「使う人」「使う場所」「入れるもの」などです。条件を,絞り込むことが,良い作品を生むきっかけになると考えるからです。

 みなさんの学校は,どんな感じで授業を進めていますか?
Posted by 朝日中 at 09:53:07 on 2010/04/23
[閲覧(1376)][コメント(0)]

2010年03月30日
作品づくりが終わりました授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
谷田部東中のアイデアの尊重・共有の流れがよくわかる記事をみて,すばらしいと感じています。今までも先輩の作品を参考にして設計をする授業はほとんどの学校で取り組んでいたと思われますが,
○アイデアの連鎖を系統的にまとめてレポートしていること
○アイデアを大切にしながらも自分なりの工夫を加えて作品を作っていること
○生徒のみなさんの真剣な取り組みがよくわかること
○生徒と先生がものづくりの楽しんでいること
などが伝わってきます。

 さて,手代木中でも,ものづくりの授業も終わりましたが,組立の様子をお知らせします。
この4年間でものづくりは,大きな変化をとげました。
18年度・・・先輩の作品もほとんどなく,教科書の作品を参考にして,箱形の作品や本立てがほとんどでした。
19年度・・・先輩の作品やidea共有サイトを参考にすることができ,工夫して作品を作る生徒が増えました。
20年度・・・idea共有サイトの作品も多くなりそれを参考にしたり,全ての先輩の作品を参考にしたりして,アイデアを大切にした作品がとても多くなりました。特に,穴の形や位置,取り外し可能な板,くぎを使った扉,引き出しなどの工夫が見られました。
21年度・・・今年は,それがさらに進化しました。板をできるだけ無駄のないように使用して工夫した作品を作ろうと話したため,細かい部品が多い作品が見られました。少ない時間で細かい部品を作るのに私もいろいろと手伝いをしたり,アドバイスをしたりしました。
 今年度の手代木中の作品の特徴は,
○穴の形や位置の工夫(谷田部東中と同じですね)
○板を取り外すことができる
○くぎを使った扉(ドア)
○市販のプラスチックの箱を利用した引き出し
○薄い合板を背板にする
などです。
 そして,今年度初めて,谷田部東中伝統のV形背板と傾斜したラックが1点ずつ登場しました。それぞれの生徒に聞くと「谷田部東中の作品を参考にしました。」と話していました。idea共有サイトが役だったのだと思いました。
 来年度には,これらの作品と広告をidea共有サイトで紹介したいと思います。
皆さんの学校の少しでも参考になればうれしいです。


Posted by 手代木中 at 09:25:55 on 2010/03/30
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2010年03月20日
圧巻 学びの収穫シリーズ授業の様子
朝日中@技術担当です。

谷田部東中 「学びの収穫」シリーズ 第6章 

 今回の谷田部東中の投稿は,とても衝撃的でした。
参考にしたものが明確にされ,さらにどういった工夫を付加しているか,進歩性が手に取るようにわかります。
 限られた材料の中でのアイディア表現が素晴らしいですね。設計段階から教師がしっかりと生徒に関わっていて,形になってしっかりと見とることができています。

国際Jr.ロボコンでのあの一言を思い出しました。
「早く関わらないと楽しめませんよ。」

 谷田部東には,さまざまな文化があるようです。
「穴の文化」「材料どりの文化」「巧緻性の文化」・・・・
生徒のアイディアを教師がより把握できれば,もっと「アイディアの文化」がたくさんありそうな気がします。参考資料の明記が必須ですね。

朝日中生の学びも整理してみたくなりました。
来年度この6章分の文化を朝日中でも紹介させてください。
条件をしっかりと示して,その中で製作をすすめさせたいと思います。



PS 7章以降楽しみにしています。
Posted by 朝日中 at 16:23:21 on 2010/03/20
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2010年03月19日
学びの収穫「合体棚編」授業の様子
今年度の作品の中で,これまでの常識を破る革新的なアイディアという点で谷田部東中で一番光り輝いているのはこの作品です。

  
この3枚の写真でそのつくりは納得していただけましたでしょうか。重なっている時にはごく普通の棚のように見えますが,上の棚を持ち上げてみると2つに分離します。名付けて合体棚!ロボット漫画の合体のシーンを思い出してしまいそうです。


しかし,この棚を実現するための道のりは長かった・・・。というのも限られた材料あまり余計なことに材料は使えません。そこであらかじめ1枚で一般的な作品と同じように側板をつくりかんなで仕上げてから,2枚に切りわけるという手法をとりました。生徒との問答の中でそれしかないという結論に達しました。しかし,上部と下部にわけて考えると,上部だけで机の上においた時にゆがみがでてかたかたなったのでは話になりません。そこで,指導者が即席の治具をつくり与えました。(本当はここまで考えさせる時間があるといいのですけど)その治具を使うことで,垂直な切断が可能になります。印をつけて左右から約1/3づつ切断させ残りは糸のこで切断させました。このでっぱりの部分が上部の棚板と側板のへこみに組み合わさることで,一体化します。結果極めて精度の高い合体構造ができあがりました。これを別々につくって組み合わせたらこんな精度では完成しなかったと思います。

というアイディアなのですが,この話には続きがあります。この設計を考えて,かんながけをしていた昨年の12月頃,指導者の私がロボコン関東大会への引率で長野県の軽井沢にいった時に関東大会の作品展に展示されている作品の中に,この作品と同じ合体のアイディアを実現した作品を発見したのです。これにはビックリ,おもわず写真にとって,この作品を製作していた生徒に見せました。離れていて同じ発想にたどりつくということがあるんですね。しかしこの作品をこえるべく製作に打ち込んでくれたことで,ここまでの精度を出すことができました。来年度の仕上げを完璧にしてくれることを期待しています。
Posted by 谷田部東中 at 23:37:23 on 2010/03/19
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学びの収穫「その他編」授業の様子
谷田部東中の今年の作品の中から,ぜひ紹介しておきたいアイディアを投稿しておきたいと思います。これまでに投稿した,XVトラス筋交い,傾き棚,伸縮,三角背板の他のアイディアです。

 
まずはこれ,2年前の2007年のさんの作品から続く,側板をキリ抜き他の目的に使うという工夫の発展形です。彼はキリ抜きを角に微妙なRのある長方形でキリ抜き,そのキリ抜いた長方形を文字の形に加工して,側板の上部に貼り付けました。左右とも同様の加工がしてあります。加工精度も高くなかなかの力作です。

 
互い違いに棚を設置するというアイディアも生まれました。繊維方向をどちらにつかうべきか悩むところですが,彼女は左右別々の繊維方向の互い違い棚にしました。ただの棚とは違って思いいれの強いものなどを飾りたいですね。

 
そして,こちらは以前にも紹介した先輩の持ち手の形状の工夫を参考にして,それを指の穴におきかえたパターンの持ち手にした棚です。しかも,この棚横に長い! 参考にしているのは昨年のU先輩の材料取りです。谷田部東中の12mm厚の610mm×170mmが1枚,200mm×170mmが2枚だけという限られた材料の中で610mmを横に使っためいいっぱい長い作品になりました。

  
この引き出しつきの作品は,実は2年越しの作品です。というのも昨年度ほぼこの設計に近い形の作品を設計したO君は,あまりにもオリジナルすぎて様々な点でうまくいかず精度が出ませんでした。とりあえずつくったものの精度が低く引き出しは断念せざるをえなかったのです。O先輩の作品をみた彼は,この作品のよさをみごとに見抜き,精度の高い引き出し付きの作品に仕上げました。この作品とにかく材料どりがとても難しいのです。底を身れば先輩O君の苦心の後がわかります。底板が2枚斜めになってわれていますよね。こうすることで引き出しはひっかかりにくく,かつ底板の奥行きをかなり拡張することができるんです。この設計のすごさは伝わりにくいかもしれませんが,谷田部東中で扱う少ない材料の中で引き出しを実現するためには,こうした工夫がどうしても必要です。

  
これまでも棚がとれたり,高さが変えられたりする作品はあったのですが,彼の作品はひと味違います。きちんとストッパーがついていて,しかも棚板の幅が絶妙,きつくなくゆるくなく適度のあそびがあって棚を動かす時の気持ちよさは格別です。奥までおしていって木と木が当たる感触がなんともいえません。

  
彼女が考えたのはただの棚ではありません。ペンがさせる棚です。上板の長さを底板より長くすることで上板の端にペン立てをつけました。ペン立てといってもわずか3本を入れることができるだけです。しかもただ12mmの穴があいてるだけなので,これを見た私は落ちちゃうんじゃないかと思ったのですが,自分のペンをさしてみてビックリ,そんなことないんです。たいがいのペンにはクリップ状の部分がついていて,ペンの直径よりかなりはみ出ているんです。特に最近の持つ部分にゴムがついているようなペンはこの穴だけで十分にささるんです。これには驚きました。この作品は側板も曲面に流れるような形で,底板の角も丸く削られています。完成度が極めて高い作品になりました。

 
こちらは,隠れた伝統の合わせ技の棚です。彼女の場合側板を斜めにきりとり,そのきりとった三角形の板を2枚ボンドをつけてはたがねで固定し圧着接合し,1枚の仕切り板として使うというものです。そのオリジナルについては,こちらにあります。毎年何人かの生徒がこのような合わせ技に挑戦しています。今年は2名,少ないかもしれませんが,脈々とひきつがれています。そのうちX背板の棚のように何かをきっかけにいっきに広まるような予感がしています。

このその他編に出てくるアイディアは,来年再来年に発展していく可能性を秘めていると考えています。まだその真価がしられていないからこそ,こうしたアイディアを発掘して,細々とでも継承させていくのが,指導者としてのこだわりでもあります。
Posted by 谷田部東中 at 23:32:42 on 2010/03/19
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お道具ワゴン授業の様子
手代木中技術担当Yです。  
 
 手代木中では,今年からお道具ワゴンが大活躍しています。技術室にあったワゴンに合わせて,のこぎりを入れる箱,かんなを入れる箱,げんのうを入れる箱を製作しました。作業の進度に合わせてそれぞれの箱をワゴンに乗せて準備室から出してきます。(必要なときはさらに予備の道具を出して対応します。)
○ のこぎりの箱・・・12ののこぎりを入れる箱を3箱作りました。切断のときは,3箱出して使います。
○ かんなの箱・・・14のかんなを入れることができます。刃を出したままでも刃が傷つかないように工夫してあります。
○ げんのうの箱・・・21のげんのうとくぎぬき,くぎしめなどをいれるスペースがあります。
こうすることで,授業の終わりにはこれらの道具が必ずもどるようになりました。この3つの箱はワゴンに収まるよう,箱の大きさが同じことです。高さは入れるものによって違います。全て技術室にあった2×4材,1×4材,廃材を使っているので,ほとんど材料費はかかっていません。



さらに,授業の終わりには5分間のお掃除タイムを設けました。この5分間は全員で掃除をします。(その前にラーニング・ジャーナルタイム5分,お片付けタイム5分があります。)机の上をぞうきんがけし,床をはき,ベルトサンダなど使った機械のまわりもきれいに掃除します。それを私が10点満点で評価し,黒板のはじにクラスと得点を書いておきます。5つクラスは対抗意識を燃やし,いつも10点ですので,何回連続かを競うようになりました。昨年度までの掃除と違って,いつもきれいになっている技術室をみるとうれしくなります。
Posted by 手代木中 at 18:41:27 on 2010/03/19
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2010年03月18日
学びの収穫「背板は三角編」授業の様子
三角形の背板が久しぶりに表れました。最初のオリジナルは2006年度の作品であるこちらです。
 
この2年間この三角背板をまともに使った作品はなかったのですが,今年先輩がやっていたことを伝えると2名の生徒が採用してくれました。どちらもこの背板のすばらしさは実はもっと違う用途にこそあるのだ納得させられる作品です。

 
まずはこちら,背板に使う板がない,でも細切れならあるだから,こうして使えば十分に強度のある棚になります。この三角形の背板がなければこの棚は長くはもたないでしょう。

 
もうひとつの作品はこちら,実は彼背板を間違って切断してしまうというミスをしてしまいました。しかしだいじょうぶ三角形の背板なら,長い必要はないのです。おかげで見た目にもかなり斬新な棚になりました。考え方次第で棚の形はだいぶかわりますね。
Posted by 谷田部東中 at 23:32:54 on 2010/03/19
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学びの収穫「伸縮棚編」授業の様子
昨年までの谷田部東中にはなかったアイディアが今年新たに技術導入されました。伸縮だなです。

  
この作品の参考元は,石岡城南中のこの作品や,守谷中の作品などです。このサイトに登録されている作品に影響を受けてこの作品が生まれました。しかし,他校と違い谷田部東中の材料は少ない,なにろ全て杉材の12mmで,610mm×170mmが1枚,200mm×170mmが2枚しかありません。この少ない材料でなんとかスライドを実現しようと彼が頑張った成果がこの作品です。

  
そしてまた違うパターンで伸縮だなをつくりあげた生徒がいます。こちらは,利根中の作品を参考にさせてもらっています。しかし杉材でこの構造だと強度が十分ではありません。利根中の作品では側板に背板や底板のこぐちが接合されていますが,このままでは不安定にしか固定できないということで,小さな木片を用意背板と底板の端にあらかじめ接合してあります。
  
これによってスライド部分の強度が増しただけでなく,側板と接合するときに写真のようにこば面側から釘を打てるようになり組み立てた時の強度が大きく向上します。限界への挑戦ともいえるこの設計が生まれるには,idea共有サイトでのこうした交流が大切なんですね。
Posted by 谷田部東中 at 23:09:49 on 2010/03/18
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2010年03月17日
学びの収穫「傾き棚編」授業の様子
谷田部東中では,最近棚は斜めにつけるのが普通になってしまいました。斜めでない生徒の方が少ないクラスもあったりします。それほどまでに,彼らにとって棚板と背板が斜めに取り付けられた棚が魅力的なのですね。

 
はじまりは,2006年度のこの2つの作品,縦型のものは,本の表紙を見せることを意識した斜めの棚がついている作品,もう一つは横位置でたくさん本を収納できるだけでなくて,勝手に本がそろうように斜めに棚板がなっている棚です。彼女はこれを車のグローブボックスに斜めに入っているCDを見て思いついたそうです。(ここに彼女の書いた作品の説明があります。)


そして,翌年の2007年度には,この写真のような背板と底板を90度に接合して,側板で挟み込むパターンの作品がいくつも表れました。この写真の作品はさらに持ち手の要素も取り入れたこの年の最優秀作品ともいえる作品です。彼らが技術開発してくれたおかげで,今ではこの形状の作品はクラスの中に何人もいるほどになりました。魅力があるのでしょうね。そして,その中で2009年度(今年度も)次々に技術革新がおこっています。紹介させてください。

 
どうですか,この背板のそろいぐあい!加工の丁寧さ!誤差は0.3mmもありません。正に完璧です。先輩達の経験がこの製作に生かされています。指導者の私を介してではありますが,先輩達の戸惑い失敗を繰り返した経験がなければ,ここまでの精度はでなかったとおもいます。

 
そして,こんな発展の方向性もあります。基本は同じなのですが,背板と底板に装飾的な要素を取り入れるとここまでできるという見本のような作品です。鉋で部品をそろえてから糸のこで加工するという手順をふむことで実現しました。

 
こんなパターンの発展もあります。傾かせるだけでなくて,取り出しに影響のない下部に補強の背板というか前板というか写真のようなものを取り付け持ち手もつけて強度をUPするというものです。なるほどと思うと同時に,彼女の設計図にはKT先輩の作品を参考にしたと書かれています。そのKT先輩の作品は
 
この写真がKT先輩の昨年の作品です。比べてみてわかりますか。先輩の作品には,前には補強板はないんです。しかも側板の繊維方向が違います。この先輩の作品を見て,側板の繊維方向を横にして前にも補強板を入れた工夫はあっぱれです。

 
そして,今回の授業で目から鱗だったのがこの作品,棚板を斜めにしたのなら,背板も斜めにしなければならないと,指導者の私は固定概念で思っていたのですが,違いました。彼は私の助言をふりきり,あえて背板を垂直にしてCDを棚板においた時,背板の角があたるような棚にしました。しかもこの棚背板が造形的にもきれいなんです。生徒に納得させられた指導者でした。来年以降こうした既成概念をやぶってくれる設計がもっと増えてくれることを期待したいとおもいます。指導者にもそれなりの覚悟が必要ですね。

  
そして,ついに革新的な棚が生まれました。この写真でわかっていただけるでしょうか。棚板を接合している釘が上から打たれている(赤い矢印)のがわかりますか?そうなんです,他の傾きだなとは全く違う加工が行われています。側板の上のあたりを三角形に切り取り,その切り取った部分を側板の内側にボンドで圧着し,その圧着した板に棚板を上から釘で打ち付けています。この説明でわかりましたでしょうか。これによって組み立て加工時に斜めに接合するために苦労することが全くなくなっています。側板に切り取った板を接合するための水平な線を描きさえすれば,あとは部品の位置は必然的に決まってくるのです。これはすごすぎます。しかし,ここまでの工夫が生まれてくるのは,谷田部東中に傾き棚の技術室文化があるからなのです。彼は先輩の作品をみて考えたのだと思います。確実に簡単に斜めにする方法を。
Posted by 谷田部東中 at 00:05:14 on 2010/03/18
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学びの収穫「X,V,トラス,筋交い編」授業の様子
谷田部東中では,3月に入ってようやくほぼ全員の作品が形になりました。今年の特徴として,新たな技術開発がいくつも同時に起こっていることを,このBLOGに書いておかねばと思いました。生徒達のアイディア爆発ともいえるこの状況を指導者の目で書き残しておきたいとおもいます。

 
左上の写真がいつも紹介するこのX背板の作品,2006年度の作品です。(X背板のオリジナル作品についての解説は,このサイトのこちらにあります。)2007年度はこれをそのまま参考にして持ち手等を加える程度の変化はあったのですが,劇的な変化があったのが2008年度背板をXからVにすることで,背板の厚みを半分にし,かつ短く細い材料でも丈夫な背板を作り上げることができるようになりました。右上の写真です。

 
そして,2009年度(今年度)Vを逆さまにする生徒が表れました。よく考えてみると,棚板を支えるという意味では,逆Vの字の方が強度が高いのです。隣で作業をしていた生徒はV字の背板だったので並べて撮影してみました。彼女達の作品は似ているようですが,似ていません,同じ技術的要素を取り入れながら自分たちのものに仕上げています。

 
一方本家のX背板にも革新的な進化が起こりました。写真の作品はXの位置がオリジナルの棚板の下の位置ではなくて,棚板の上の位置なのです。この加工を可能にするために,支えになる板をまず側板に接合強度が出てから写真のようにくみ上げられています。十分すぎるほどの強度があります。この考え方はV字の背板にも応用できそうです。どこまでも技術革新が進みそうな予感がしています。

 
そして,これまでV字の背板といえば棚板が背面ギリギリまでないとV字がつくれないという欠点があったのですが,棚板を後ろにもっていかずに,細い棒状の背板を追加して棚板を前に出し分離した作品をつくる生徒が表れました。結果的によく考えてみれば,これはトラスそのものです。これなら棚を製作しながら構造力学を勉強することろまでいけそうです。指導者自身ビックリです。アイディアがアイディアを呼ぶというのはこういうことをいうんだと実感させられた作品でした。

 
そして,この構造を横位置の棚で使う生徒も表れました。来年度以降はトラスを本格的に勉強させてみようかと思い始めています。少ない材料でしかもかなり丈夫な構造ができあがります。正確に構造計算はできませんが,できあがった作品のしっかり感(車の剛性感みたいですね)がまるで違います。

  
そして,ついに横方向からの強度を増す為に,一部に斜めの構造をあえて入れ込む生徒が表れました。少ない材料で背板を大きくつけるのと同じ効果が得られます。正に筋交い的な使い方ですね。構造体全部につけるのではなく,建物などではラーメン構造の一部分に筋交いは入れられますよね。この作品を見て建築までも扱うことができるんじゃないかと思えてきました。

以上が,今年度の学びの収穫「XVトラス筋交い編」です。2006年度の先輩の作品が脈々と受け継がれ,ついに建築の世界まで見えようとしていることに,今気づきます。強度といっても強度試験をするわけではないので,しっかり感程度でしかないのですが,なんとかこれを現実の建築の世界と結びつけられると,ものづくりの学習の深みが違ってきそうです。これからの授業が楽しみになってきました。
Posted by 谷田部東中 at 00:46:59 on 2010/03/18
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2010年02月26日
横穴授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
 限られた時間の中で,どの学校でも作業が進んでいると思います。手代木中でも,部品加工を終え,組立に入る生徒が増えてきました。限られた時間でどう作業を進めるかが課題になります。ボール盤も生徒が使うことができます。使い方の説明をし,使うときには先生に声をかけ,一緒に使い,できるようになったら使用します。(刃の交換は安全上 先生がやります。)

オービルサンダも3台あり,板面だけみがきます。これにより,素地磨きの時間を短縮します。 朝日中や谷田部東中の取り組みを紹介すると,刺激になるようで,椅子の上で穴をあける生徒が見られました。
 すると,一人の生徒が
「先生,こんなのつけました。」と言って,きりの先に小さなガムテープをつけたのを見せてくれました。
「こうすると,きりの深さを一定にすることができます。」
「なるほど!アイデアだね。何を参考にしたの?ネーミングは?写真を撮ってもいい?」
という会話になりました。

 作業の基本を教える中で,それぞれがアイデアを出して工夫して作業を進める学習が増えてきているのを実感しています。


さて,今回は穴の紹介です。手代木中では,穴が2つのほう谷田部東中の穴の形を昨年紹介し,それが広まりました。それが今年も受け継がれています。
側板の穴は,○実用的なタイプ  ○実用性とデザインを兼ねたタイプ  ○デザイン的なタイプにわけられます。
 実用的なタイプも,もったときに手に合うような形や持ち上げると傾いて入れるものが落ちないようになるようになる形が多くなりました。

Posted by 手代木中 at 09:53:37 on 2010/02/26
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2010年02月20日
組み立て作業にアイディア発見!授業の様子
谷田部東中の1年生は,今まさに組み立て作業真っ最中2月中に組み立て完了をめざして作業を進めています。

めざせ,組み立て誤差1mm以内!のかけ声のもと,全力で組み立てに取り組みます。全員が何かしら違ったアイディアを盛り込んで製作をしているので,一人ひとりで組み立てで注意すべき点も手順も違ってきます。実はそこがポイントなのです。生徒達は自分たちの持てる力を総動員して製作しなければなりません。使うのは技術の時間に学習したことばかりではありません。自分なりに考えて試してみなければわからないのです。そして,だからこそ指導者は生徒達の様々なアイディアを発見することになります。

  
ある生徒が椅子の上に製作中の木製品をおいて下穴をあけわすれた作品にキリで穴をあけていました。確かに椅子の上なら木製品の上からキリを使うことも楽にできそうです。しかし!周囲を見てびっくり,彼のアイディアではなかったのです,みながみんな椅子の上で板を膝で押さえてキリを使っているではありませんか。これには私もビックリです。確かに効率がよく,力が入り,椅子が傷つくこともなく,しかも安全です。机の上で作業をさせていた自分の頭の固さを思い知らされた瞬間でした。手代木中では机の上に固定しているようですが,作業の手早さを考えると少なくとも私達の学校で使っている杉のような柔らかい材料で作業するならば,この作業スタイルはかなり有効です。他のクラスや来年度以降の後輩達へも伝えていきたいと思います。

  
そして,組み立てで困るのが,所定の位置に板を接合するためにどうやって固定するかだと思います。ある生徒がロボコンのために多量においてあったガムテープを使い始めてこれが釘を打つ時の仮押さえにとても有効であることがわかってきました。元々は釘とボンドで接合した後に垂直に固定するためにガムテープを使うように私が指示したのがきっかけなのだと思いますが,彼らはこれを仮組のために使いました。早速他のクラスでも紹介,この3枚の写真はいずれも別のクラスだったりします。

 
そして次は谷田部東中伝統!?のボンドによる偽装編です
いつも組み立てがはじまると,隙間をボンドで埋めて周囲のボンドをぞうきんできれいにふきとり,ベルトサンダーの粉をぱらぱらとかけるとまるで隙間がなかったかのように偽装できることを紹介するのですが,彼の技はその進化形です。全ての隙間という隙間にボンドを入れ余分なボンドを全てきれいに拭き取った上でボンドが乾く前にベルトサンダーの隣の粉の舞い散る場所であえてばさばさと作品ごと粉まみれにして,隙間に粉をまぶしてしまったのです。この大胆で柔軟な発想には驚かされました。確かにこれが一番効率がいい。今思いましたが,これを発展させて,ベルトサンダーの粉を衣装ケースにでもためておけばとっても効率的にできそうですね。早速ためしてみたいと思います。アイディアはアイディアをうみますね。

 
そして,これは本来ならば楊枝で埋める間違えてあけてしまった釘穴です。しかし彼の下穴は大きかった。しかも失敗した釘穴が半端なく多かった。というのも,彼は,最初に適当に組み立ててしまって私に全て分解されてしまったのです。そして組み立て直して誤差1mm以内を達成しました。偽装のアイディアは余分にあけた釘穴にもつかえるんですね。

  
これは組み立てのアイディアというよりは,持ち手のアイディア!谷田部東中伝統のこの形の進化形です。
  
わかりますか,彼女のアイディアは2006年度から先輩によって脈々と受け継がれた持ち手のアイディアを指単位の穴におきかえたものだったのです。それに気づかされた時には私はハッとさせられました。この穴を見ただけではただの見た目のデザインだと思ってしまう人も多いはずです。でも違うんです。手代木中にもその持ち手をもつと本棚が本が安定するように傾きしっかりもてる持ち手を工夫された生徒さんがいらっしゃいましたが,一人のアイディアが様々な人達に影響を与えることを指導者が一番実感しているのかもしれません。

彼女の作品はとても横に長く,誤差がとても気になります。一番重要なのは,友達のサポート! 互いに助け合いながら友達の作品のよさにも気づいてくれるようです。誰かを手伝うと,自分も誰かに手伝ってもらいながら精度の高い作品を仕上げたいと思うようです。その時に役立つのが,この手伝い記録カード。このサイトで紹介するのは2回目のように思いますが,このカードには手伝った人が書く欄と,手伝ってもらった人が書く欄があって筆跡が違う必要があります。そして,これが成績に入ることを公言しています。生徒達の協力の様子を記録に残すことができる方法です。

授業中いつでももっていき書けるようにしておきます。書き終わったカードは隣のファイルに綴じ込むことで成績に入る仕掛けです。簡単にできます!協力を促すオススメの方法です。特に今回のような組み立ては協力が生きてくる場面といえるでしょう。


 
谷田部東中伝統の傾き本棚は,今年も様々なバリエーションが出てきています。特に彼女の傾き本棚は精度が高い,そしてかんなをみごとに使いこなしわずかながたつきも解消されてしまいました。生徒達の集中力,様々な知識を総動員する力に私達指導者は見習わなくてはなりませんね。彼ら彼女達にとってこの作業ははじめて経験する作業,であるからこそ,何が最適なのかどうしたら誤差が出ないのか真剣に考え大胆に発想できるんでしょうね。


他にも様々な作品が姿を現しはじめました。この2月3月の1年生の技術の授業は毎回〆切におわれる苦しさを感じながらも実に楽しい授業です。1年半前に国際ジュニアロボコン東京2008に指導者として参加した時に,NHKの特派員の方がそのロボコンを「くるっ楽しい」と表現されていましたが,今谷田部東中で行われている授業は正しくそれと同じです。指導者にもゆとりがないので記録がうまく残せないでこれまできてしまったのですが,今回校内授業研で公開するために,自分なりに見直していくうちに感じるところがたくさんありました。

★特にデジカメを毎時間教師が持つということが,生徒達のアイディアを発見するためには,欠かせない作業だということです。以前からしてきましたが,ここのところ他のことで忙しくおろそかになっていました。しかし初心に立ち返り,なるべく撮影していくことを心がけてみたいと思っています。

今日デジカメに接続するビデオコードを再発見しました。一昔前のデジカメには,AV端子がついているものが多かったのです。私の5年前のデジカメにもついていて,撮影したその場でプロジェクターで投影して見せることができます。授業の中で,一枚でも二枚でも生徒達のアイディアを発見できて,それを他のクラスや次の学年,そして他校へも紹介できたら,技術科の授業はがらりと変わっていくように思っています。

谷田部東中で,これから追求しようと思っているのはものづくりの授業での「技術開発」です。なにもロボコンだけが技術開発ではありません。材料と加工の技術でこそ「技術開発」を扱っていくことが必要と考えています。そのためにはまず教師が生徒のアイディアに気づくトレーニングを積まなくてはなりません。

組み立ての授業はまだまだ続きます。これからも発信していきますね。
Posted by 谷田部東中 at 23:26:35 on 2010/02/20
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2010年02月18日
組立に入りました。授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
 1学年のものづくりの学習は,部品加工も終わりに近づき,早い生徒は組立に入りました。
手代木中は釘と接着剤を使用して接合します。




 組立は,仮組,けがき,下穴あけ,接合,検査・修整 となります。
けがきのあと,きりで下穴をあけますが,やり方を説明したあと,遅れている生徒の対応をしていると,下穴をあける工夫をしている生徒を見つけました。
 一人は,クランプで部品を固定している生徒。しっかりと固定してるだけでなく,うすい合板をはさんで部品にきずがつかないようにしていました。
 2人目は,はたがねをクランプ代わりに使用している生徒。クランプは5つしかないので,代用したのだと思います。
 3人目は,こばけずり台をおもりにして部品を固定している生徒。
この3人の工夫については,話をしていませんでした。クランプはこんなものがあるよ,はたがねははぎあわせをする生徒の部品をつけてあげたことがあったと思います。それをうまく使っていることを思わずほめ,写真にとりました。
 (ラーニング・ジャーナルも設計,部品加工,組立と3枚目に突入しました。)
Posted by 手代木中 at 09:08:02 on 2010/02/18
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2010年02月02日
のこぎりびき授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
 今回ものこぎりびきのレポートです。(飽きないで読んでください。)
今回は,楽にひくためのこつと板を立たせる切り方です。
下の写真は,よく見られるのこぎりの持ち方です。(立った姿勢で)腕をまっすぐに伸ばしたとき,のこぎりが横になっているのがわかりますか?こうすると、のこぎりびきをしたとき,腕を曲げたりのばしたりして動かすことになります。腕の曲げ伸ばしをひたすら繰り返すことはたいへんです。(このひき方では,ひきみぞがおおきくなったり,曲がったりすることが多くなります)


次の写真を見てください。(立った姿勢で)腕をまっすぐに伸ばしたとき,のこぎりが縦に立っていて腕と90°に近い角度になっていますね。この姿勢のまま,腰を曲げていくとのこぎりびきの姿勢になります。こうすると,腕をブランコのように動かすことでのこぎりがひけます。


このときのポイントは,
 左手は軽く握る(強く握るとのこぎりを板に押しつけてしまう)
 右手でまっすぐ後ろにひく
 ことです。
※ 手代木中で使用している板は,アガチス(と同様のもの)で柔らかい厚さ12mmの板です。ですので,のこぎりと板の角度はこのひき方でよい感じです。

 正面から見ると,左目はのこぎりの左側,右目はのこぎりの右側の切断か所をみることです。
こうすると,顔の中心がのこぎりの真上にくるので,のこぎりが板に対して垂直になります。
これが切った板を立てる最大のこつです。


手代木中では,この方法で板を切断しています。この方法で切ったらどうなるか?それはもう皆さんがよくご存じですよね。 
Posted by 手代木中 at 18:20:39 on 2010/02/03
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2010年01月29日
板がちゃんと立つ授業の様子
手代木中 技術担当Yです。
 授業時間が少なく,進度差も気になる第1学年「ものづくり」の学習ですが,のこぎりびきの続報です。今回は,5組,3組の様子です。
 前回,ひき方のポイントは,真上から見ること(右目でのこぎりの右側の切断か所,左目でのこぎりの左側の切断か所をみる),けがき線にそってまっすぐにひくこと)です。

 と,レポートしました。前回の授業の続きだったので,それを強調して授業に入りました。のこぎりでの切断が終了したら,部品を全部私に見せることにしました。すると,5組も3組も生徒の部品がちゃんと立つのです。(1,2枚は立たなくてもよいことにしました。)最終的に,ひき終わったのはクラスの約半数(19人)で、19人全員の板が立ちました。(写真)こんなことは初めてです。のこぎりは,前回の記事にかいたとおり,(あて木を使わない)両手引きです。

 でも,大切なのは,けがき線からずれないように切ることです。ちょっとくらい曲がっても斜めになっても仕上がり寸法線にかからなければよいのです。ちゃんと板が立っても線からずれて部品が小さくなったら何にもなりませんから。



Posted by 手代木中 at 13:55:09 on 2010/02/01
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